削皮術とは?

削皮術は、墨の入った深さまで皮膚を薄く削り取るタトゥー除去方法で、アブレーション法とも言われます。タトゥーの入った部分の皮膚を、ダーマトームと言われる高速回転する特殊なカミソリのような機械で削り取っていきます。
施術は、タトゥーの状態を確認しながら、色素が入っている深さに合わせて器械をコントロールして、医師が手作業で削っていきます。状態を見ながら施術するので、確実に除去していくことが可能になります。タトゥーの大きさによっては、何度かに分けて少しずつ部分的に削皮除去を行うこともあります。
削皮術は、切除法のように皮膚を切り取るのではなく、皮膚の表面を削り取って、いわば深い擦り傷のような状態をつくる治療法です。傷になった部分には、自然治癒力によって自分の細胞が集まってきて皮膚が再生されていきます。
ただし、外からの刺激に耐えられる状態の皮膚になるまでは、ある程度の時間がかかりますし、特に削った部位が乾いてくるまでの間はガーゼ固定が必要になります。削る深さや刺青の大きさ、個々人の回復力の差などでダウンタイムの期間は異なりますが、概ね2週間~4週間程度必要になります。
また、削皮術によって墨が薄くなった状態で、後日レーザー照射を行う治療方法も、確実な除去には効果的だと言われています。さらには、クリニックによっては、削皮術のあとに皮膚移植を勧める場合もあるようです。このあたりは、各人のタトゥーの状況やクリニックの得意分野、医師の経験などにもよっても異なってきます。カウンセリングの際に、医師の話をよく話を聞いてみてください。