刺青の図柄

伝統的な刺青には昔からよく使われる図柄があり、それぞれには意味があると言われています。日本の入れ墨の代表的な図柄とその意味をピックアップしてみましょう。
・龍
龍は出世の象徴で、刺青の人気モチーフです。地上から天に昇る昇り龍と、天空から地上に降りようとする降り龍があり、一対として描かれることも多くなっています。一般に、昇り龍は黒龍、降り龍は青龍と違う色で描かれます。
・虎
龍虎と言う言葉があるように、龍と並ぶ強さの象徴として描かれます。伝説上の存在である龍と比べて、虎はよりリアルな強さを表現するモチーフとして人気です。竹林を背景に描かれることもあり、海外からの人気も高いモチーフです。

・鯉
長寿を意味する縁起の良い魚とされています。黄河の急流にある竜門と呼ばれる滝を登り切って竜に成ることができたという「登竜門」の故事に因んで、鯉の滝登りは立身出世の象徴となりました。図柄としての構成も美しく、伝統的に高い人気を保っています。
・鳳凰
鳳凰は中国の伝説上の霊鳥で、鳳は雄、凰は雌を指します。胴体は麟、背中は亀、首は蛇で、あごは燕、嘴は鶏など、さまざまな動物があわさったような姿をしていて、陰と陽を一体化した存在とされています。 仁愛、平和、泰平、君主祝福と萬人の平和をもたらす寿福の象徴とされ重んじられてきました。鳳凰は神を送る役目をしていたとされ、人生をいい方向に運んで行くという意味もあります。
その他、鳥の王者である鷹や鷲、仕事運や事業運を高めると言われる馬などのモチーフもよく使われます。